2015年11月15日日曜日

出演者の野呂諭美さんから


野呂諭美です。


おむつなし育児を通じてばんどさんのダンスワークと出会い、その楽しさに魅了され、
今回の公演にも2歳5カ月になる息子とともに参加させていただいています。

息子を出産した直後から、おっぱい育児につまずき、悩みがちな日々を過ごしていました。
そんな中、「おむつなし育児」に出会い、一転、育児が楽しめるようになりました。

「おむつなし育児」をしていると、なぜだか、おしっこやうんちが「きたなく嫌なもの」という
感覚から、「かわいくありがたいもの」という感覚に変わります。大げさにいうと価値観の革命!

嫌なものが少なくなって、人生がちょっと楽になるような気がしました。

暗くされがちな「しも」に光をあてると、今より楽になる人がたくさんいるのではないかなー
と感じています

「しも」をテーマにした「おしもはん」のお稽古は毎回とても楽しいです。動いてみて感じたことを
表現し、それが次の動きにつながっていく…。感じることも表現することも自由な雰囲気は
居心地がよいのです。

息子連れなので、おっぱい、おしっこ、で中断させられることもしばしば。最初はそんな息子に
モー!と思ったりしていましたが、お稽古に入ったり入らなかったりしても、それさえも自由な
雰囲気に助けられ、次第に気にならなくなりました。

子どもと外に出ると、「〜しなければならない」「〜でなければならない」というような社会の
価値観とぶつかってしんどい思いをすることがあります。もしかすると、その価値観は私が
勝手に感じているだけのものかも知れないのですが…。

そんな価値観から解放されて、自由でいられる場所がある。そんな時間がある。という記憶は、
私にとっても、子どもにとっても心強いものになるのではないかと感じています。

公演本番も、そんな時間になればいいなーと思っています。

本番も思いきり楽しみたいです!

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